無料ということもあって多くのウェブサイトで利用されているSSL、Let’s Encrypt。来たる2020年9月29日にルート証明書が更新されることは周知済みで、それによってAndroid OS v7.1.0以前の端末からアクセスできなくなるという問題が発生します。その要点をわかりやすくまとめてみましょう。
ルート証明書とは?更新するとどうなる?
Let’s EncryptというSSL証明書は、自身の正当性を証明するためのルート証明書として「DST Root X3」を利用していました。この「DST Root X3」の期限が2021年9月30日と残り1年に迫っているため、Let’s Encryptは2020年9月29日をもってルート証明書を「ISRG Root X1」へ変更するとしているわけです。
Let’s Encryptでは2021年夏頃までは「DST Root X3」でのアクセスも可能とするオプション対応を用意、レンタルサーバー会社などはこのオプションを利用してAndroid OS v7.1.0以前の端末対応期限を延ばしているケースもあります。

Android OS v7.1.0以前の端末、シェアはどのくらいある?
機種情報×バグ情報がまとめて見つかる開発者向けスマホ・タブレット情報サイト、スマタブinfoの独自調査によると、2020/07/31現在でAndroid OS端末のうちv7.1.0以前の端末はシェア12.365%。Android OSとiOSの比率は43%:56%となっているので、Android OS v7.1.0以前の端末の全体シェアは5.31695%となります。
5%強のシェアは簡単に無視できるものではありませんが、端末起因の事象であるため、利用者側で順次機種変更などされることを期待することになるでしょう。
参考情報
- 2021年にLet’s Encryptのルート証明書が変更!影響や備えておくべきこととは?|さくらインターネット
- Let’s Encrypt ルート証明書変更に伴う影響範囲のご案内|シーズホスティングサービス
- OS一覧(Android)|スマタブinfo